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第49回講演会ご報告


日時:2024年12月06日(金)14:00〜16:00
場所:三鷹産業プラザ 7階 701,702会議室
講師:角田ますみ 氏

講師略歴:
2021年 早稲田大学大学院人間科学研究科修了。博士(人間科学)
    福島県立医科大学、東邦大学を経て
    杏林大学保健学部に着任
    専門領域は生命倫理学で、人生における意思決定支援を
    研究テーマとしている

主な著書:「患者・家族と一緒につくるアドバンス・ケア・
      プランニングノート―話して書いて患者の「希望」
      を見える化しよう」(メヂカルフレンド社)
      「看護に生かすバイオエシックス―
      よりよい倫理的判断のために」(学研)
      

今回は、杏林大学保健学部准教授 角田 ますみ さんをお招きして
「自分の人生、自分で決めたい!」
〜「医療や介護が必要になっても自分らしい暮らしを〜
というテーマで開催しました。


三鷹市高齢者支援課 光岡課長補佐 講演会の様子  講演会の様子
三鷹版 わたしの覚書ノート 三鷹市 わたしの人生ノート 厚労省 人生会議(APC)
会場満席の参加者を迎え、市役所からも3名のご参加をいただき大盛況でした。

《講演会の内容》
1.開会の挨拶          (司会 いきいきプラス事務局 近藤)
  @三鷹市高齢者支援課  光岡課長補佐
  A三鷹いきいきプラス事務局    勝間田事務局長
   
2.講演
  ≪講演の概要≫
  配布資料「自分の人生自分で決めたい」に基づいて、時々、
  「皆さんならどちらがいいですかの?」などの質問による視聴者の挙手などを交えて講演される。
  以下その要旨を簡単に紹介します。
T.皆さんはどんな最期を迎えますか
   1. 人生の最期はどこで迎えたいか(場所、誰に看取られ、どんな状態)
   2. 現実は7割病院、近年は施設、2022年は自宅死増加
   3. どこまで頑張る?
U.人生はよきせぬことが起きるへ
   1. 人生会議(Advance Care Plannig)は、自分の望みと現実をすり合せる大事な作業
   2. 医療・ケア従事者の勘違い
   3. 医療・ケアにおける意思決定
   4. 緊急時のACP、がんのACP、慢性・進行疾患のACP、高齢期ACP
V.人生会議は必要しかし現実は?
   1. 確実にいるのに語り合うことができない
   2. もしもの時に一番手がかりになるもの
   3. とにかく考えておこう・話してみよう
   
W.考えておいたほうがいいこと
   1. なぜ自分の「価値観」が大切なのか
   2. 治療の不開始、中止、期間限定などの自分にとってのポイント話し合いのポイント
   3. 医療の話し合いで意識しておいたほうがいいこと
   
X.あなたが望む「期待値」は?
   1. 自分の価値観で考え、わがままであってよい
   2. 医療・ケアにおける、自分の「価値観」を考えるヒント

参加者感想(抜粋)
  ・大変良かった(60代 女性)
  ・先生のご説明がとても分かりやすかったです。ありがとうございました
   (70代 男性)
  ・一人暮らしとしては気になる内容であり、子どもには負担に為らないようにと
   常々願っているので大変参考になりました(70代 女性)
  ・大変良かった(80代 女性)
 
 
3.閉会の挨拶  (シニアSOHO普及サロン・三鷹 代表理事 戸倉)


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