ホームへ


第45回講演会ご報告

日 時 :2021年03月22日(月)14:00〜16:00
場 所 :三鷹産業プラザ 701〜702会議室
落語家 :柳家花いち(二ツ目)他2名

柳家花いちさん略歴:
2006年 10月1日 柳家花緑に入門
2007年 4月11日 前座となる。前座名「花いち」
2010年 9月1日 二ツ目昇進。
2021年 9月21日 真打昇進決定!!
   


  



入船亭遊京さん略歴:
1988年 3月18日 生まれ
2010年10月   入船亭扇遊に入門
2015年11月 1日 二つ目昇進
  



古今亭志ん松さん略歴:
1984年10月2日 生まれ
2009年4月 古今亭志ん橋に入門
2014年6月11日 二つ目昇進
  

今回は、若手落語家3名をお招きし

いきいきプラス会員向け落語特別鑑賞会

を開催しました。

落語会の様子 落語会の様子  落語会の様子
《講談会の内容》
今回はコロナ感染拡大防止のため会場参加者を大幅に絞り実施しました。 このような状況であっても多くの方に楽しんでいただけるよう Zoomオンライン配信を行いました。
会場参加 39名、市役所関係 2名、スタッフ 13名、オンライン参加 16名 計70名の方が参加されました。

1.開会の挨拶          (司会 いきいきプラス事務局 村田重章)
  @三鷹市健康福祉部     大俊彦課長
  Aいきいきプラス事務局    勝間田節子事務局長
   
2.落語鑑賞会
  ≪落語鑑賞会の概要≫
  3名の若手落語家をお招きし、特別鑑賞会を開催しました。
  
出演・演目

   入船亭遊京さん (長屋の花見)
    貧乏長屋の花見の風景のはなしで、酒は偽物のお茶であり、重箱に詰められた肴は、大根の半切とたくあんがかまぼこと
    卵焼きの代用で賄っている。その風景を面白おかしく語り、最後は代用の酒(お茶)を飲みながら
    「茶碗の中に酒柱がたっております」で終わる。

   古今亭志ん松さん(崇徳院)
    商家の若旦那の一目惚れの恋煩いの話であり、崇徳院の短歌の上の句「瀬をはやみ岩にせかるる滝川のを大声で
    怒鳴りながら江戸中を探し回り、水も滴るお嬢さんの恋煩いの相手も同じように探している男に床屋で遭遇し
    どちらの家に行くかともめ合っているうちに、花瓶が鏡にぶつかり鏡が割れる。
    「鏡が割れてしまった。一体どうするんだ」「心配しなくともいいよ。"割れても末にあはむとぞ思ふ"」で終わる。

   柳家花いちさん (徂徠豆腐)
    「冷奴の先生」荻生徂徠が、貧乏時代に豆腐売りの七兵衛の冷奴を何もつけないで食べて、お代は細かいものが無いから
    次回払う」と言うので、数日後釣り銭を準備して徂徠に代金を請求すると「細かい金が無いから大きい金もない」と
    打ち明けれる。毎日豆腐一丁で生活していると知り、店の残り物のおからの煮付けを毎日届ける。七兵衛は、熱をだし、
    徂徠の家にいけなくなり、また、家が火事になる。そんな時、大名に登用され豊かになって、七兵衛の恩を深く感謝して
   の豆腐屋を普請する「豆腐は何もつけないで食べると出世する」となる。

入船亭遊京さん 古今亭志ん松さん 柳家花いちさん
参加者感想(抜粋)
  ・(コロナ問題で)外出することもなく、大変楽しみにしておりました。
    久しぶりの落語楽しいときありがとう。(80代 女性)
  ・3人とも実に話がうまい。内容はよく知っている話だが聞かせる。
    間が良い。いきがよい。(70代 男性)
  ・若手実力派の芸を十分に聴かせていただき楽しかった。(70代 男性)
  ・若いエネルギーをいただきました。コロナの中楽しませていただきました。
    落語はいいですね。(70代 女性)
  ・三人共若くて新鮮!声がよく通る。やはり円熟も良いが、
    若くていきおいがあるのも良いですね。(70代 女性)
  ・近くでみられたので、表情がとてもよかったです。(70代 女性)
 
3.閉会の挨拶  (いきいきプラス副事務局長 黒澤繁夫)


閉じる
ページの先頭に戻る