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第21回講演会ご報告
日時:2008年11月18日(火)13:30〜16:00

場所:三鷹駅前コミュニティー・センター

講師:三鷹警察署 生活安全課課長 菊池常元氏
            交通課課長代理 清水顕宣氏
「すぐ出来る!!身近な安全安心対策」(振り込め詐欺、交通事故などから身を守るために知って得する情報)と題して、昨今急増している振り込め詐欺などの被害から身を守るためにどのような心構えが必要か、又生活に便利な自転車をいかに安全に利用できるかをビデオでの映像を参考に三鷹警察署のお二人にお話しをしていただきました。
菊池課長 清水課長代理 高階高齢者支援室長 黒澤事務局長
《講演の内容》
司会:向井百重
・参加者:三鷹いきいきプラス会員と市民32名
・開会挨拶:三鷹市高齢者支援室 室長 高階豊彦 氏
・三鷹いきいきプラスの活動内容を紹介:事務局長 黒沢繁夫
≪講演の趣旨≫
菊池課長
演題として「すぐ出来る!!身近な安全安心対策」であるが、何が安全安心であるのか、我々が日頃平穏な生活ができる状態を安全安心という。
最近振り込め詐欺が横行して安心が脅かされる事件が多発し社会問題となっている。振り込め詐欺は今年東京都で既に3500件(内多摩地区は60%)発生しその被害額はなんと54億円である。三鷹市でも54件発生している。
子ども、孫を名乗った電話が掛ってきた場合は例えば犬の名前を言えと言って本人確認する必要がある。以下参考にビデオをご覧頂きたい。
「ビデオ放映16分」
最近の振り込め詐欺は家族になりすまし、「会社の金を使い込んだ今日中に返さないと首になる」「株で失敗して上司から金を借りた」など巧妙な手口を駆使してやってくるので、十分注意しないといけない。
「以下詐欺に合わない七つのポイント」を活用するように。
1. 手口を知る(借金、会社の金を使い込んだ、税金・保険金の還付など)
2. 私は大丈夫だと思わない。(人の意見に耳を傾ける)
3. 家族の確認(古い電話番号にかけてみる)
4. 家族で合言葉を決めておく。(山・川、下連雀・上連雀など)
5. 家族や警察に相談する。(一寸でもおかしいと思ったら人に相談する)
6. ATMの利用限度額を決めておく。(最近は銀行で決めている)
7. 一人では振り込まない。(第三者的冷静な判断出来る人と)
ビデオ放映後のお話で、10月は被害が減少しているが、新たに新幹線で取りに行くとか、オートバイで代わりの者に行かせるなどが発生している。
警察には相談係りがいるので身近な問題は相談に来てほしい。
最後に町を安全にするにはコミュニケーションを良くすることが大切だ。
住民同士が無感心な町は狙われ易い。
≪講演の趣旨≫
清水課長代理
事故防止のためのビデオ放映があった。
6人3世代の家族で自転車事故防止をテーマにしたドラマを観た。
家族で事故防止について話し合い対策を考えていたが、親が子を、祖父母が孫を思いやりまた孫が祖父を思いやる心情がとても大切なのだと胸を痛めた。
このように人が人を思いやる気持ちが先ずなければほんとうに事故が無くならないものだと改めて感じた。
一時停止をしないと事故に遭遇しやすい。夜間無灯火は5万円以下の罰金、二人乗りは2万円以下の罰金など罰則が強化された。
要は思いやりの運転免許があり、運転マナーを身につけよう。
【警視庁交通課】
ビデオ放映後のお話
交通事故は零にはならない。
都内の今年の人身事故53600件一日に160件、死亡事故は190件(65歳以上1/3又飲酒運転は19件)三鷹市では561件一日に2件弱発生している。死亡事故が19カ月零だったのに残念ながら10月末に連雀通りで1件発生してしまった。三鷹市内の交通事故は特異現象であるが、50%が自転車関連事故である。これは道路状況が影響していると思う。高齢者の事故が多いとは言えないが、一人1台の時代であるので自転車事故が発生する可能性は十分ある。
一寸した気持ち、乗り方をマスターすれば事故が防げるので事故に合わないように注意して欲しい。
主な道交法の改正は以下の通り。
・自転車も歩道を通行できる可能性が増えた。(13歳未満70歳以上の高齢者は歩道の通行は可能、又車道の通行が危険な場合は可能である。
・飲酒運転の罰則が強化された。
・自転車も飲酒運転は禁止。
・飲酒運転を勧めた人、車を貸した人、同乗者も罰せられる。
更に高齢者は身体の機能が低下していることを自覚すること。
信号無視して歩道を渡らないなどがある。
以上自分も家族も事故に合わないようにルール、マナーを遵守するように。
最後に活発な質疑応答があった。
以上
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