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第36回講演会ご報告

日時:2016年03月14日(月)13:30〜16:00

場所:三鷹産業プラザ 701〜702会議室

講師:渡邉 格、鈴木 彩見 氏(日本赤十字社 東京支部)


今回は日本赤十字社 東京支部 渡邉格様、鈴木彩見様をお招きして
シ ニ ア の た め の 減 災 セ ミ ナ ー
というテーマで開催しました。

講義の様子 実習の様子  実習の様子
《講演会の内容》
雨天にもかかわらず多くの方が参加されました。
1.開会の挨拶          (司会 いきいきプラス事務局 黒澤繁夫)
  三鷹いきいきプラス事務局    村田重章事務局長
   
2.講演
  ≪講演の概要≫
  講師が実際に参加された東日本大震災支援活動の経験も交え講義をしていただきました。
  講義の後には、三角巾の使い方、毛布の使い方などの実習もしていただきました。
  以下その要旨を簡単に紹介します。
(1)大震災が起きた時、どのような状況が発生するか
   A)インフラ(電気・ガス・水道など)が止まる。     
   B)交通規制。
   C)物資が欠乏。
   D)通信状況が悪化。
    等々。
(2)首都直下地震は遠からず起こる
   A)日頃からの準備が重要。
   B)自分の身は自分で守る(自助)。
   C)共助も大切。
(3)平時より備える
   A)避難場所、避難経路の確認。
   B)家族との連絡方法の確認。
   C)地区で出されているハザードマップを確認。
   D)家具の転倒防止。
   E)非常時持ち出し品、備蓄品の準備。
   F)防災訓練に参加。
   G)近隣住民との関係づくり。
(4)実習
   A)応急手当。先ず講師が手本を示し、参加者で実習を進める。
    ・三角巾の取り扱い
     額からの出血の手当て、腕を釣る方法
   B)毛布を使用した防寒方法。
(5)避難所でのストレス緩和の方法 (リラクゼーション)
   A)椅子に座ってできること。
   B)肩を上下 両手を上げて背伸び 左右に傾ける。
   C)背中を摩る(さする)。
(6)その他
   A)三鷹市 一時避難場所の紹介。
   B)災害伝言ダイヤルの紹介。
   C)「東京大地震への備え」(冊子) 配布。

参加者感想(抜粋)
  ・講義をはじめ、マッサージや毛布の活用等含め大変参考になった。(70歳代 女性)
  ・大変実践的で役に立った。(60歳代 男性)
  ・防災の自助努力の必要性を痛感しました。実技指導も大変良かった。(70歳代 男性)
  ・自分の事として考えてはいますが、さらに自分の身は自分で守らねばと思いました。
   (60歳代 女性)
3.閉会の挨拶  (三鷹いきいきプラス事務局 事務局長 村田重章)


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