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第35回講演会ご報告


日時:2015年11月30日(月)13:30〜15:30

場所:三鷹産業プラザ 701〜702会議室

講師:小谷野 芳文 氏

講師略歴:
    会社人間を卒業
    「みたか観光ガイド協会」を立ち上げ
    NPO 法人「みたか都市観光協会」設立

今回は、みたか観光ガイド協会 代表 小谷野 芳文先生をお招きして

三鷹の歴史を知ろう

というテーマで開催しました。

健康福祉部高齢者支援課
池上係長
小谷野先生  講演会の様子
《講演会の内容》
参加者は90名を超え用意した席は満席状態でした。 市役所からも2名のご参加をいただき大盛況でした。
1.開会の挨拶          (司会 いきいきプラス事務局 向井百重)
  @三鷹市健康福祉部高齢者支援課   池上係長
  A三鷹いきいきプラス事務局    村田事務局長
   
2.講演
  ≪講演の概要≫
  明治時代初期の三鷹市の生い立ちから年代を追って最近の三鷹市までわかりやすく説明された。
  以下その要旨を簡単に紹介します。
T.「三鷹村」の誕生に関係する村々の歴史と地名の由来を紹介
   1. 明治4年の廃藩置県、明治11年雄群区町村編成法によって三多摩地区が神奈川県に編入された
   2. 明治22年 市制・町村制が施行され、連雀村ほか10の村が合併して神奈川県北多摩群三鷹村が誕生
U.「三多摩地区の東京府への編入」
   1. 明治26年 東京府からの申請により、国会で三多摩は東京府へ編入可決
   2. その大きな理由は、玉川上水が東京府にあってそれを利用する村が神奈川県に属するための食い違いをなくすために
   東京府が国へ申請したことによる
V.「武蔵野市・三鷹市合併問題」
   1. 昭和28年の町村合併促進法の成立により「武蔵野市・三鷹市合併問題」が両市でそれぞれ検討された
   2. 昭和29年から紆余曲折の検討結果を経て、昭和34年に結局不成立となったそれぞれの市における議論や賛否の経緯が
     詳細に説明された
   3. 結局は、両市の土木・上下水道など公共施設の差、税負担額の差などが要因で時期尚早との結論となった
W.「玉川上水と品川用水」
   1. 1653年に完成した玉川上水から10年後に品川にあった「細川家」のために品川上水を三鷹地区を通って分水した
   2. 程なく上水として不要となったため、三鷹地区の灌漑用水など
     用水として利用された
「公共下水道普及100%達成」
   1. 昭和34年、当時鈴木市長の強い信念により公共下水道の完備をめざし、14年後の昭和48年、三多摩地区で最初の
     公共下水道完備となった
3.閉会の挨拶  (NPO法人 シニアSOHO普及サロン・三鷹 久保律子代表理事)


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